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2020.8.6霊園の“白い防人”。

福岡・糸島、お盆もまだ来ていないのに時期外れの、霊園の白い防人(さきもり)“彼岸花”が。
写真は霊園の入口までの間に続く道路斜面の敷地内。ぽつぽつと咲く彼岸花ですが、
良く見る紅色の花弁ではない、唯一、白色の花を咲かせた一本の彼岸花。

“防人(さきもり)”とは、古代九州の辺要の地の守備にあてられた兵士。
以前もご紹介したように彼岸花という花は良く知られているようにリコリンという毒性を
特に球根部分に持つ花。その性質から、土壌を荒らすモグラ等の外敵を寄せ付けない
という役割を実は果たしてくれている逆に頼もしい花でもあります。

霊園入口前の道路脇で敷地内の土壌を見守ってくれる頼もしい“防人”です。

そしてその姿。スラッと長い茎を天に向けて伸ばし、先端には白い花弁。
美しい防人です。

来週はお盆です。霊園にもお墓参りや見学にいらっしゃる方も多いと思います。
ぜひ、霊園に入る前には、この斜面の“美しい防人”を探してみてください。