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お盆。お墓参りの時に大切な3つのこと。

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2023.8.9お盆。お墓参りの時に大切な3つのこと。

新暦で言う「お盆」は8月13日から16日。いよいよ今週末の日曜日ですね。既にお盆休みに入られている方もいらっしゃると聞きます。

 

お盆はご先祖様・故人様を自宅に迎え入れて供養する行事。ご先祖様・故人様はお墓を頼りにしてこの世に戻って来られるため、お迎えに行く意味で8月13日にお墓参りに…という形式が一般的になっていますが、そう形式ばらずに問題ありません。

 

 

お盆のお墓参りの際にすべき大切なことは3つ。

 

「お墓のお掃除をする」

 

「お供え物をして感謝を捧げる」

 

「お供え物は持ち帰って食べる」

 

 

“気持ち”があればお盆期間のいつお墓参りにいらっしゃっても、服装も普段着で充分です。

ただし、霊園の職員として特に留意していただきたいのは3番目の「お供え物は持ち帰る」という点です。

 

今日の写真。

実際に当霊園の墓前で見つけたもので、どこでも見かける350mlのジュース缶です。シュワシュワする炭酸入りのあのジュース。一般的なアルミ製の缶なのですが、この穴を開けた犯人は鋭利な工具を使った人間…ではありません。犯人はなんと、“カラス”。嘴(くちばし)でつついて起用に切り裂いてくり抜かれています。

 

霊園内、出来得る限りのカラスや小動物等への対策はしているのですが、どうしても完全には不可能です。

破れて漏れたこの缶の液体が墓石の上だと、もちろん石に沁み込んでしまいます。いくらツルツルの御影石で造られた丈夫な墓石であっても劣化や腐蝕が進む要因となります。瓶のものであっても然り。何かの拍子に落ちて割れると同じようなことが言えます。食べ物も然り。カラスなどがいたずらをする要因となります。

 

ぜひ、お盆のお墓参りの際、お供え物の飲み物・食べ物は持ち帰って、もしくはお参りが終わった墓前で、ご先祖様・故人様と一緒に同じものを食べる・飲むことをされてください。

ただ単に霊園の環境美化都合のための進言ではなく、お盆で帰って来られたご先祖様・故人様も皆さまと同じものが食べれること・飲めること、きっとお喜びになられます。

 

 

 

福岡・糸島。明日の明け方から午前にかけて、台風6号が最接近する予報です。皆さま、身の回りの対策はくれぐれも万全に。

 

そして台風一過の青空が広がるお盆休みには、ご先祖様・故人様に感謝を捧げることのできる時間と心のゆとりが皆さまにございますことを、ここ、海と空が近いから想いが届きやすい、二見ヶ浦の丘から祈念しております。

 

 

◇お盆期間の無料送迎バスの増便日程や時刻、又、お盆期間中の注意事項等を新着情報にアップしておりますので、お墓参り・霊園見学のご予定の方はぜひそちらをご覧ください。

 

 

お盆期間のお知らせはこちら

 

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