ふたみブログ
2023.12.29海と空が近いから、想いが届きやすい霊園より。
今年も残すところあと数日となりました。もう年末年始のお休みに入った方も多いのではないでしょうか…?逆に霊園では、ここ数日に入ってお墓参りにいらっしゃる方がとても増えてまいりました。ご家族ご親族が集まり、ご先祖様・故人様に今年一年の感謝を伝える年末年始。私たち日本人が誇る素晴らしい気質のひとつだと思います。
今日の写真は霊園管理事務所内より。先月の「優波離(うばり)」で十番目の紹介が終わった、法要室の祭壇にいらっしゃる十大弟子立像(じゅうだいでしりゅうぞう)ですが、12月の師走ということもあり、師匠もリレーに加わりました。本当の最後のアンカーは写真の「お釈迦様」に。
“お釈迦様”が一般的な呼び名ですが、ここ二見ヶ浦公園聖地では「釈迦牟尼(しゃかむに)」と呼んでいます。お釈迦様=釈迦牟尼は今から約2600年前のインドに実在した人物。「釈迦族出身の聖者」=「シャーキヤムニ」というサンスクリット語を語源として「釈迦牟尼」とも呼ばれているお釈迦様。人として初めて“悟り”を体得し、仏となりました。
ここでは多くは語りませんが、霊園管理事務所に入られる時にはこの釈迦牟尼仏坐像、ぜひ皆さまにも見ていただきたいと思います。繊細な舟形光背、台座の蓮の花びら、そして細やかな仕草を再現している施無畏印・与願印の一本一本のしなやかな指。
まわりには十大弟子立像が取り巻いていますが、その中央に鎮座する釈迦牟尼仏の貫禄は圧巻です。百聞は一見にしかず。仏像に興味のある方、ぜひ霊園にいらっしゃった際にはご覧になられてくださいね。
さて、皆さま。12月も晦日に近づくと慌ただしさも落ち着いて一息ついている方も少なくないかと思います。
この一年どんな年でしたか…?健康で充実した年となりましたでしょうか…?とても実りのあった方も、そうでなかった方も、この一年を振り返り、まず自分自身を褒めてあげてください。色々大変なことがあったけれども頑張った方ばかりだと思います。そしてその頑張りを絶やすことなく、数日後に始まる新年をお迎えください。
そのための一区切りとしてこの年末年始、ご先祖様・故人様に感謝を伝える時間と心のゆとりを少しでも。
表立って声にして褒めてくれる人が周りにいなかった方もどうかご安心ください。2月から11ヶ月かけてこのブログで紹介してきた霊園の十大弟子と今日の写真の釈迦牟尼仏、実は密かに皆さまの頑張りを見守って応援してきてくれたサポーターだったのですよ。ここ二見ヶ浦公園聖地は、海と空が近いから全国どこへでも想いが届きやすい霊園です。
11人のサポーターから皆さまひとりひとりに、“一年間よく頑張ったね”の称賛を。
—————————————————
公益財団法人 二見ヶ浦公園聖地
TEL.092-327-2408
開園時間/8:00〜17:00
※年末年始、事務所もあけております
〒819-1304
福岡県糸島市志摩桜井3810
—————————————————