知っ得コラム
2014.11.10人生の目標
諦めないで精進するという事は大変難しく思います。
目的が達せられなければすぐに諦めの心が生まれます。
受験勉強、クラブ活動、仕事、生活・・・そして人生そのもの・・・。
何かしらあきらめていることは多いのではないでしょうか?
もちろん、諦めも肝心ともいわれます。
すべてのことに諦めないで頑張ると大変苦しい生活になるでしょうし、もし無理だったときに心が壊れてしまうかもしれません。
では、どうすれば無理なく諦めずに精進してゆくことができるのでしょう。
仏教では、6つの段階をもって自分の現段階を知ることで持続する力を得るという方法を説いています。
1、目標を達成する可能性をもっているが自分ではその目標自体に気づいていない。
2、自分が目標とするものに気づき、それに向かって勉強し始める。
3、人から教わりながら勉強していたことが、だんだん自分で進んで勉強するようになる。
4、勉強し目標に対する理解が深まり、自信がついてくる。
5、理解が深まり極めたことを、知らない人に伝え教えることができるようになる。
6、目標達成となり、次の目標を探すようになる。
という6つの段階を説いています。
諦めかけたとき、自分が今どの段階にいるかを見極めることで、持続する力を得ようという考え方です。
諦めることも大切ですが、諦める前に見極めることも大事だという事ですね。
人の最終目標は死です。死について理解を深め勉強することは人生そのものを勉強することになります。
死を理解し人に伝えることができるようになって本当の死を迎えることが人生なのだとこの6つの段階から学ぶことができますね。
ありがたい。すばらしい。