ふたみブログ
2024.5.23糸島のお墓に見守られている黄色い中高生たち。
写真は今日のお昼の霊園内より。アジサイ、色づき始めました。とは言っても、白い若い芽から黄色い色のまだ過渡期ぐらいでしょうか。中にはアジサイ本来の紫色だったり青色や藍色だったりと小さい花のフチが色づき始めているものもチラホラ見かけます。
生まれたての花芽の白色時代から、今日の写真のような黄色までの色の付き方はほとんど横一線。今からが白だったり赤だったり紫だったり…、「こんな色の花になるアジサイだったんだね!」と思わせてくれるような、これから来る満開の時期の各々個性を持った色へと成長していくんですよね。
私たち人間と同じ、です。小学生・中学生くらいまではほとんど横並び。高校生ぐらいから少しずつ大人びていき、個性が磨かれて。
今日の写真、黄色いアジサイは中学生・高校生くらいでしょうか。
前途洋洋。
霊園敷地内にはここだけでなく、あじさい群生箇所はあちこちに点在。
数週間後、霊園内をいろんな個性の色で彩ってくれる“中高生の将来”、楽しみです。
鎖国時代の長崎でその名を馳せたシーボルトは日本に医学をはじめ西洋のことを色々と伝えました。そして逆に(危険も冒しながら…!)日本のことも西洋に。
実は今日の写真の日本のアジサイを西洋に伝えたのもシーボルト。ヨーロッパでは「東洋のバラ」として、とても人気を集めた花のひとつなんですよ。ご存知でしたか…?
ここのアジサイ群の後ろには、糸島のお墓・規格墓区画のたくさんのお墓、そして右を向けば糸島の母なる大海原が君たち中高生の成長、あたたかく見守っています。何も畏れることはないよ。
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