ふたみブログ
2024.8.6お盆前に終活セミナーでお墓・霊園に関しての講話。
写真は先日のこのふたみブログでも少し触れさせていただいたベルコシティホール伊都さんで開催された昨日の終活セミナーの一コマ。11時から約30分ほど、お墓・霊園についてのお話をさせていただきました。
ベルコさんは冠婚葬祭業ということで、私たち霊園業とは“仏事”というくくりでいくと近からず遠からず、そして同じ糸島市に所在するよしみもあって今回の終活セミナーにお声掛けいただきました。
持ち時間の中では「お墓の必要性」「お墓にかかる費用」、近年よく聞く「墓じまい」についてなどなど、短い時間ではありましたが、霊園に携わる者としてのお話をさせていただきました。
決して当霊園のお墓のPRで参加させていただいたわけではありません。一番お伝えしたかったことは「なぜお墓が必要なのか」ということ。
当霊園においてもそうですが、お墓・霊園を見学に来られる方の多くは「元気なうちに、家族に迷惑を掛けないために、自分で自分のお墓を検討しています」という方々です。“寿陵(じゅりょう)”という言葉もあるように、もっともな理由でもあります。そして、これは“終活”の一環でもあると思います。
でも、私たち二見ヶ浦公園聖地のスタンスは「お墓=心を大切にできる場所であり、残された家族・親族が集まれる場所」という考え方。
前述したように、霊園見学にいらっしゃる方々の目的の多くは自分のお墓探しに…、ということではありますが、お墓は、必ず、残されたご家族・ご親族の心のよりどころになる場所、語りかけることができる“形”がある場所、です。
そういう物質的な“形”のある場所があることで、残された(遺された)ご家族・ご親族は救われているのではないでしょうか。ですので決して“家族に迷惑を掛けないように元気なうちに…”というような後ろ向きに思わないでいただきたいと思っております。
そして私たちは、このような場所がお墓でなく別の形であるのであれば、お墓にこだわらずそれはそれで良いとも思います。
終活セミナー。近年は官民、色々なところで開催されています。仏事に関心が高まるこのお盆の時期、お墓参りはもちろんのこと、色々と考えるには良い機会です。このお盆の時期にそのようなご相談やお悩みも承っております。
セミナーに参加せずとも終活、いつでもどこでも、どんな形でも始められます。
————————————————
公益財団法人 二見ヶ浦公園聖地
TEL.092-327-2408
開園時間/8:00〜17:00
〒819-1304
福岡県糸島市志摩桜井3810
—————————————————