ふたみブログ
2020.6.23夏至から二日目の桜井二見ヶ浦、夫婦岩の夕日。
写真は17時の霊園閉門後、19時10分頃の夫婦岩前の歩道から。
夏至(6月21日)の前後、霊園から程近くのこの場所には連日17時以降になると
夫婦岩の間に沈みゆく夕日を一目見ようと本格的な一眼レフカメラ、
三脚まで用意された方、スマートフォンを携えた方など、
夏至の日に二つの岩の間に太陽が来るその瞬間をおさめようと、
夏至から二日経った今日ですが、前方に見える人たちだけを数えてもざっと60~70人、
左右を見渡せば撮影地点の歩道にも30~40人の大賑わい。さすが糸島の“人気者”です。
逆に、夫婦岩前の『鳥居』はこの時間帯、夫婦岩を注目するギャラリーばかりで
涼しそうな佇まいでした。
しかしながら、写真でもわかるように水平線近くには厚い雲の層があり、
この写真の撮影以降、真っ赤な太陽は雲の向こう側に。
今日は『その瞬間』はお預けとなりました。
明日は今のところ、晴れ時々曇りの予報ですが明後日は雨マーク。
夫婦岩の間に沈みゆく夕日は観光の方はさることながら、
地元の方々も楽しみにしている瞬間です。
ちなみに、地元の方々は「(二つの岩に掛けられた)大注連縄に(夕日が)入るかどうか」
という表現をされます。
各々、自分なりのアングルで夕日が沈むのを待ったり、
沈む箇所を予測して少しづつアングルを替えるために移動する方もいたりと、
様々な時間を過ごされていました。
夏至は二十四節気の10番目の節気。読んで字のごとく「夏に至る」と書くように、
これからいよいよ夏の盛りに向かう支点となる節気。
福岡はまだまだ梅雨のさなかですが、もう夏の足音が聴こえてきそうな今日、6月23日。
お墓参り・霊園見学、雨天で無い日にいらっしゃった方は、
ぜひ二見ヶ浦の夕日も楽しみにお越しください。
そして初めての『その瞬間』のアングルは、まずギャラリーの多いところを基準に。
そして自分なりの心のアングルを。ファインダー越しでなく、心に焼き付ける、も良しです。