ふたみブログ
2021.1.22撮影はご遠慮させていただいております…
日中の気温は20度にも昇った今日1月22日の福岡市。1月で20度を超えたのはなんと64年ぶりだったそうです。糸島でも18度を超えたとても暖かい一日でした。
午前中は厚い雲の合間に青空が出る時間帯もありましたが、午後になると上空を厚い雲が再び覆いはじめ、夕方近くには昨夜のように雨が降り出しました。
写真は今日のお昼。上空が厚い雲に覆われはじめた霊園内の釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)。
お釈迦さまが座っている坐像(ざぞう)です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、どの仏像にもその手の形(ポーズ・仕草)に意味があり、“印”や“印相”と言います。決して「ちょっと写真はご遠慮ください…!」と、カメラに手をかざしているわけではありません。
写真のこの釈迦牟尼仏の右手。
胸の前にあげて手のひらを見せる右手の印相は『施無畏印(せむいいん)』といいます。
畏(おそ)れることなく、人々に力を与えることを示す印。
フレームアウトしていますが、もう一方の左手。
下に垂らし、座った左膝の上に手のひらを天に向けて置かれています。
これは右手の『施無畏印』とよくセットになっている『与願印(よがんいん)』と呼ばれる印。
人々の様々な願いを叶えることを意味しています。
人々から畏れを取り払い、力を与え、様々な願いを叶えてくれる釈迦牟尼仏。
私たちの霊園には大小複数の釈迦牟尼仏の坐像がございます。
ぜひ霊園にお墓参りでお越しになられた際には、ご建立いただいているお墓を参ることはもちろんですが、霊園内に点在する釈迦牟尼仏の坐像にも、ぜひ願いを込めてお参りください。
海が近く、空が近い、想いが届きやすい大型公園墓地・二見ヶ浦公園聖地です。
終活の一環として色々な霊園を見学をされる方もいらっしゃると思いますが、ぜひ霊園・お墓の見学だけではなく、ちょっと視点を変えて、仏像のことも勉強されるともっと色々と見えてくることもあるかと思いますのでお勧めします。
仏像の種類、身体の特徴、髪の毛(頭部)、身にまとっている衣裳、持っている物…などなど。私たちの霊園の職員には仏像や仏教に造詣の深い者もいますのでご興味・ご質問のある方はぜひお気軽にお声掛けください。
今日のブログ、仏像・仏教に重きを置いた文章になってしまいましたが、くれぐれも私たちの霊園は、宗旨・宗派・国籍を問わず、どなたでもご建立いただける公益財団法人の霊園です。
霊園見学の際は気負わず、ぜひお気軽にお越しください。