ふたみブログ
2021.10.7霊園の名脇役。
今日の写真は霊園の名脇役たちです。広大な霊園の敷地内には多くの区画をご用意しておりますが、その区画ごとに「水場施設」をご用意しております。
お墓をお掃除したり花筒に生花を供える際に水を入れるために必要な水道、その水を入れるための桶(おけ)と柄杓(ひしゃく)、そして写真の木棚の奥に写っている大きな木製の箱はゴミ入れ。
私たち二見ヶ浦公園聖地へはドライブがてら手ぶらで気軽にお墓参りにいらっしゃっていただける開放的な霊園です。霊園にお墓をご建立いただいてお参りにいらっしゃる皆さまは、広大な霊園内をお車で移動もできますので、各区画最寄りの駐車場にお止めいただき、この水場施設をご利用いただけます。皆さまが“手ぶらで気軽に”お墓参りにいらっしゃってもいいように、管理事務所内では線香やローソクなどのお墓参りセット・生花・お供え用のお酒(自動販売機)も販売しております。
ところで皆さま、写真の水場施設にある「柄杓」、なぜ柄杓と呼ぶかご存知でしょうか…?
水をすくうための「柄杓」。古くは瓢箪(ひょうたん)に木の柄(え)をくくり付けて手作業で作られる加工品。
水をすくう部位の瓢箪は、昔は“ひさこ・ひさご”と呼んでおり、それが、ひさく→…ひしゃくと転じて、そして当て字で“柄杓”と書くようになったという説があります。ちなみに漢字一字では“斗”とも書きます。
ちなみにちなみに、夜空に広がる“北斗七星”は、北の空に七つの星が“斗(=柄杓)”の形状に並んでいることから命名されています。
霊園の“名脇役”の水場施設。ぜひ夜空を見上げた際に北斗七星を見つけた時にはお墓参りの時に使う柄杓を思い出し、そしてその流れで夜空にご先祖さま・故人さまのことをぜひ思い出し、想いを馳せてみてください。