ふたみブログ
2022.3.4春彼岸。おはぎ、ぼたもち、緑のだんご三兄弟。
写真は霊園出口道路脇に出現する緑のだんご三兄弟。霊園の植栽管理スタッフが綺麗に形を整えてくれています。ちょうど今日の2週間後が彼岸入りです。
お彼岸は春彼岸と秋彼岸がありますが、お仏壇に供えるものとして“おはぎ”“ぼたもち”、呼び名が違うだけであんことお餅、同じような食べ物ですが…、皆さまもこのうんちくは既にご存知の方も多いと思います。
「おはぎ」と「ぼたもち」。それぞれその季節に咲く花から名前がきています。あんことお餅、春には「ぼたもち」と呼び、漢字では「牡丹餅」と書きます。秋には「おはぎ」と呼び、漢字で書くと「御萩」と書きます。春に咲く牡丹の花と秋に咲く萩からこの呼称はきている…、もう皆さまもご存じですよね。
そしてこのお彼岸におはぎやぼたもちをお仏壇や墓前にお供えする由来。諸説あるようですが、あずきの赤い色には“魔除け”の効果があるといにしえから言い伝えられ、“邪気”を払う食べ物としてご先祖さまにお供えされてきたようです。
あと2週間で春彼岸(ぼたもち!)です。けれども形式にとらわれず、ぼたもちでなくてもご先祖さま・故人さまへの感謝の気持ちがあればそれで十分だと思います。
霊園では、“あずきの赤”ではありませんが、緑のだんご三兄弟が大きな口をあけて邪気を払ってくれていますので、ぼたもちをお餅に…お持ちにならなくても、安心してお墓参り・霊園見学、お越しください。