ふたみブログ
2022.3.24霊園に桜の花火が打ち上がりはじめています。
今日3月24日は彼岸明け。18日の彼岸入りからはじまった、ご先祖さま・故人さまを偲ぶ一週間、皆さまいかがお過ごしになられたでしょうか…?福岡・糸島、お彼岸に入ってすぐはあいにくの天候でしたが、今日も含めてまずまずの“お彼岸日和”だったと思います。この一週間、私たちの霊園にも多くのお墓参りのご来園者様がいらっしゃいました。ご先祖さま・故人さまもさぞ嬉しい日々だったと思います。
当霊園にお墓をご建立いただいているご家族・ご親族様の中で、この期間にお墓参りに行きたかったけれど遠方でどうしても行けず、今後もスケジュールが…という方は、お墓のお掃除代行・お参り代行のサービスもございますので、下記リンク先からぜひお問い合わせください。
福岡・糸島、いよいよ桜の開花、はじまりました。もちろん福岡県内各地、桜の種類や地域によっても時期がずれることもありますが、霊園内の桜も随分と色付いてきております。先日ご紹介した“早咲きの白い桜”からはじまり、特に多くあるソメイヨシノの満開は一週間後、来週の木曜日くらいになるだろう、と霊園の植栽のことを全て把握している熟練専門スタッフが申しております。
写真は今日の午後15時半頃、霊園の一番高い場所にある自由墓エリアから桜ロードへ下る最初の桜の木。まだまだといった感じの蕾のふくらみですが、あと一週間後には白がかった5枚のピンクの花びらを精一杯広げてくれていることと思います。もちろん満開の桜が一番きれいな姿ではありますが、今日の写真のように蕾が“ぷっくり”状態の枝がたくさんある姿も、まるで打ち上がる花火のようで賑やかでキレイですよ。
ちなみにこの桜ロードの桜並木の背後には、モクレン科の白い花「コブシ」も、拳大(!)の白い蓮のような大きな花を咲かせていますので、霊園にいらっしゃった際には拳大のコブシもぜひご覧ください。
植栽熟練スタッフが申しておりました。霊園内を散策されているご来園者様によく「この時期なのにまだまだ蕾も膨らんでいない桜もあるみたいだけど枯れているのですか…?」と尋ねられるそうです。が、実はその桜の木は、一般的なソメイヨシノなどが咲いては散っていく中、一番最後に咲く桜の品種、『八重桜(やえざくら)』。
枯れている訳ではありません。“しんがり”の桜です。八重桜はその名の通り8枚の花びらを擁する桜ですので、重なりが多い分、花の色が濃く見えるのが特徴です。
ソメイヨシノの桜ロードはもちろんのこと、拳大のコブシ、しんがりの八重桜、霊園にいらっしゃった際には散策して探してみてください。
ちなみに。前述した“先日ご紹介の早咲きの白い桜”。その日の記述の中で、お彼岸期間には終活とセットで良く出るキーワード『エンディングノート』の項目にもよく出る“自分のルーツ(ご先祖さま)を辿ってみるにもいい機会です”と申しました手前、この“早咲きの桜”のルーツをくだんの植栽スタッフに尋ねました。
この桜は“サクランボの木”で、当霊園の開園(昭和56年)後、しばらくして土地を造成・切り開いて園内道路などを整地する際に植栽されたものだそうです。昭和56年は西暦1981年。40歳くらい。現在は周囲に多くの樹木が増えてきたので日当たりがあまり良くなく、実際にサクランボの実がつくことはないのですが、若かりし頃はサクランボ、なっていたそうです。このサクランボの木はまだまだ細い部類ですので若手の桜。ちなみに開園する前からこの地にある桜の木と開園後の整地時に植栽されたものの見分け方は、幹(みき)の太さ。多くはないですが、太い幹の桜も園内桜ロードのどこかで遭遇できますので、ぜひ、拳大のコブシ、しんがりの八重桜、そして長老の桜、探してみてください…!
そして。園内の植栽をだれよりも熟知している熟練スタッフの見つけ方。植栽と同じように自分の頭もキレイに、粋な髪型に刈り揃えていますので、園内の木々や花々のことでお尋ねになりたいことがございましたら何なりと尋ねてみてください。