ふたみブログ
2022.4.20海を背景にツツジを愛でることのできる希少な霊園。
今日は水曜ですので管理事務所定休日ですが、写真は今日のお昼過ぎ、青空の下の管理事務所前のツツジの開花状況です。ついこの間まではミドリのモコモコ集団だったものが、ここ数日で一気にピンクや白、色とりどりの衣替え(早着替え!)をはじめました。
広大な霊園敷地内、ツツジはいたるところで目にすることができますが、ここは一番の“ツツジ密集地帯”。この場所だけでも30株以上のツツジをご覧いただけます。霊園入口を入られるとすぐにある管理事務所の目の前。キレイな丸い樹木の形状を保ちながら花をつけれている理由は、数週間前に植栽管理スタッフがミドリの坊主頭の時点で丁寧に剪定をしていたことによります。数手先を読む棋士のように、開花の時を予測して数週間前に形状を整えておくことがコツだそうです。
ツツジは主にアジアに広く分布し、ネパールでは国花とされています。ネパールと言えばお釈迦様が生まれた国(ネパール南部のインドとの国境あたりとされています)。4月8日はお釈迦様の誕生日でルンビニーでたくさんのお花が咲き誇る花園でお生まれになったとされていますが、もしかすると今日の写真のように、ツツジも多く咲いていたのかもしれませんね。
ちなみに、写真左の道路側のツツジのたもとにはかわいらしい“お坊さん”の形をした当霊園オリジナルの永代供養の一人墓「帰寂苑」の区画でもあります。ここからのアングルでは隠れていますが、ピンクの坊主頭に連なるようにお坊さんの坊主頭が並んでいます。頭上にはツツジの花。あたかも、お釈迦様がお生まれになったその時の姿のようです。
あと一週間の内に、ツツジは開花のピークを迎えるかと思います。お墓参り・霊園見学にいらっしゃる際には、ぜひ園内のキレイな形のツツジを楽しみにお越しください。