ふたみブログ
2022.5.10霊園の、祇園精舎の鐘の声。
写真は今日の夕方4時頃の霊園内より。福岡・糸島の上空、グレーの厚い雲に覆われながらも、今日は雨は降っていないこの時間帯でしたが、1時間後の5時には、今日は雨天の一日かと思うような雨が。昨年は九州北部の梅雨入りは5月11日。だいぶ早い梅雨入りでしたが、今年も早い梅雨入りを予感させる今週・明日からの雨続きの予報です。
写真のベルは、永代供養「新・夫婦墓」(今だとカタカナの“シン”の方がナウいですね)の中央にあるこの区画のシンボル“諸行無常の鐘”です。ここ新・夫婦墓区画は二見ヶ浦の海を見渡すロケーションが魅力の区画。現在放映しているテレビCMもここで撮影したカットを使用しています。カンパニュラのようなかわいい鐘ですが、随分と年季が入ってきました。この区画にお墓を建てられている方でなくても、どなたでも鳴らすことができます。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
勢いがあるものもやがて滅びてしまうのは、風に簡単に吹き飛ばされる塵のようなもの。平家物語の冒頭の言葉です。
ぜひ、ご来園いただいた際は、このベルをここから見渡せる海に届くよう、想いも込めながら、力いっぱい鳴らしてみてください。いい音色が自慢の鐘です。
が、
精一杯鳴らしたつもりでも、意外と霊園内、管理事務所でさえも聴こえない“諸行無常”の鐘です。