ふたみブログ
2023.1.6あけましておめでとうございます。
皆さま、新年あけましておめでとうございます。二見ヶ浦公園聖地、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
この年末年始、ご家族・ご親族が集まる機会とあって、私たちの霊園にも多くのお墓参りのご来園者がいらっしゃいました。ご先祖さま・故人さまも、さぞお喜びの期間だったと思います。
一年のはじまり、皆さま良いスタートを切れましたでしょうか…?私たち霊園スタッフは晦日・大晦日から元旦・三が日が明け、ようやくご来園者の波が少し落ち着きを見せてきた昨日あたりまで、バタバタとスタートダッシュをしておりました。でもこの忙しさは、ご先祖さま・故人さまと同じように、私たちにとっても喜ばしい忙しさです。
新しい年になって初のふたみブログ。
新年最初の写真は今日のお昼過ぎ、2時頃の海を見渡す霊園内の芝生広場より。予報では今日は雨マークもある福岡・糸島ですが、この時間はまだ青空が広がる天候が良い時間帯。
お昼過ぎのこの時間、お墓参りを終えて、お帰りになられる前に眼下に望む夫婦岩と目の前に広がる二見ヶ浦の海を眺めようとされる方々が多くいらっしゃっていました。
お墓参りや霊園見学にいらっしゃった際にこの芝生広場に足を踏み入れたことがある方はその存在をご存知かも知れませんが、駐車場と芝生広場の境目に石像がポツポツとそしてずらっと一列に並んでいます。動物たちの石像群です。
カメラを構えているこの時、背中から「ねー、うし、たつ、みー…」というご高齢の女性の軽やかな声が聴こえてきました。嬉しい限りです。
そうです、この動物の石像群、実は干支の十二支の動物が順に並んでいます(ただし両サイドの各2体は特別ゲスト)。まだ干支がわからない小さなお子様たちは動物にまたがってキャッキャと賑やかな声を発する中、「ねー、うし、たつ、みー…」という件の干支の数え声、人生の大先輩からこれから時代を背負う若者への教育のようにも聴こえ、微笑ましい光景だなあと感じると同時に、“ここに干支の動物が並んでいる”ということを既に周知されている方がいらっしゃるということが嬉しくもありました。(お子様たちに自慢げに「ここにいる動物は実はね…」と悠然と振り返りながら立ち上がって教えてあげようと、危うく声を掛ける寸前でした…!)
写真は今年の干支、「うー」のうさぎです。干支の数え方だと漢字では「卵」みたいな「卯」と書きます。2023年は卯年。年男(年女?!)の写真のこのうさぎ、葉っぱの付いたニンジンに親と子がしがみついています。今年に入って初めてご来園される際は、霊園のおめでたいうさぎの親子、ぜひ「ねー、うし、たつ、みー…」と順に数えながら、探してみてください。
ちょっと自慢なポイントをひとつ。年賀状などで見かける干支の動物の一般的なかわいらしいフォルムを象ったものではなく、干支のルーツ・古代中国の伝記にあやかったひと味違ったルックスをしているところが自慢の石像群です。
話は少し横道に逸れます。
私たちが考える「お墓」という形あるものの存在価値は、墓前のその場所こそが、子々孫々と受け継いでいくための教育ができる大切な場であると考えています。このような場所があることで親から子へ、子から孫へ、自分たち家族のつながりを確認でき、そしてご先祖さま・故人さまへ感謝を伝えることで、今ある自分にも感謝をすることができます。そしてこの場所がゆくゆくはきっと、“心のよりどころ”となってまいります。
今日の写真を撮影している時に背中から聴こえてきた、動物の石像群の前で人生の大先輩から若者への干支の数え方の伝授(!)の光景と同じです。
当霊園にお墓をご建立いただいている皆さま、ご家族、ご親族の皆さま、今年もお気軽にお墓参り、いらっしゃってください。もちろん、これからお墓をご検討される方々も大歓迎です。
重ね重ね、卯年の今年も二見ヶ浦公園聖地、よろしくお願い申し上げます。スタッフ一同、皆さまのご来園を心よりお待ち申しております。