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節分。鬼とたたかって霊園を守ってくれた桜の木。

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2023.2.3節分。鬼とたたかって霊園を守ってくれた桜の木。

今日は節分、2月3日です。豆まきに恵方巻き。皆さまも今年の恵方・南南東を向いて願い事を思い浮かべながら目を瞑って黙って丸かじり…、そして年の数の豆を…、今日の夜の一大イベントかも知れませんね。良いことが舞い込む行事となりますように。

 

写真は今日のお昼。霊園内・特D区の海側芝生斜面、北北東の海から来る鬼(!)を防ごうと、霊園内を守るために立っている桜の木。ご覧のように三本の竹の支柱に支えられ、その姿はボロボロです。二本の太い幹も割け折れ、高さは2mくらいに。

戦っている相手、鬼の正体は海からの「潮風」。私たちスタッフとしても、がんばって霊園を守ってくれているので、なんとかならないかと応急処置で竹の支柱然り、裂け目から腐らないようにセメントを塗ったりと対応してきましたが…。

でも、皆さま、こんな姿になりながらもこの春には花を咲かせてくれるのです。今日の時点でも、方々に延びた枝にはまだまだ小さいですが若芽をたくさん付けてくれていました。しかしながら、その雄姿を見れるのも今年の春が最後となるかも知れません。寂しいですが諸行無常、です。

 

まだ節分というのに気が早いかもしれませんが、ぜひ、3月下旬の桜の咲く時期に霊園にいらっしゃる際は、体を張って霊園を守ってくれているこの桜の木の最後の雄姿、見てあげてください。写真に写り込んでいるように、この桜の木の後ろには二見ヶ浦の海を一望しながらゆっくりできる“あずまや”もございます。

この桜の木が付けた花を一日でも長く愛でれるように、ぜひ今度は皆さまが海と桜の木の間にあるこのあずまやに立って二見ヶ浦のロケーションを堪能しながらも、海からの鬼(!)とたたかってください。

(※くれぐれも、皆さまにとってはとても気持ちの良い鬼…、潮風ですのでご安心ください)

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