ふたみブログ
2023.2.10問答が得意なお弟子さん「迦旋延(かせんねん)」。
福岡・糸島、曇天・雨天のすっきりしない一日です。天候は良くないのですが、気温はそこまで低くないこともあり、皆さまもお部屋の中や車内で、暖房を入れるべきかどうか、体感温度が微妙な日々をお過ごしになられているかと思います。ぜひ体調管理には気を付けてお過ごしください。
今日の写真は霊園管理棟内より。
前フリをしていました管理棟内法要室・祭壇にいらっしゃる「十大弟子立像(じゅうだいでしりゅうぞう)」の紹介リレー、トップバッターの「迦旋延(かせんねん)」。法要室に入られると祭壇に向かって一番左側にいらっしゃいます。
「迦旋延」。
日本では“かせんねん”や“かせんえん”と呼ばれています。サンスクリット名は“カッチャーヤナ”。理論家で問答が得意なお弟子さんです。他の宗教との対論を担当したり、聖典の中で主として哲学的論議を多くしていることから「論議第一」と称せられました。
出身は西インドや東インドと言われ、初期の仏教伝道において重要な働きをしてきました。幼い時からとても賢く、一度聞いたことは忘れることなく良く理解していた“しっかり者”。しかしながらそんなしっかり者でもどうしても難解で理解できないこともあり、そこでお釈迦様のところに行って教えを請うようになりました。これがきっかけでお釈迦様の弟子となったとされています。
修業をしていく中で、その教義を分別して解りやすく広説していたので、お釈迦様からとても褒められていたそうです。
霊園管理棟内の法要室にいらっしゃる迦旋延、そんな難しそうな理論派の人物像であってもお顔はとってもやさしい笑みをたたえ、右の手のひらをあげてなんでも質問を聴いてくれるスタンスをとっています。
お墓のことや霊園のこと・永代供養のご相談がある時や終活の一環の霊園見学で管理棟にいらっしゃった際、何かご不明な点やお尋ねになりたいことがございましたら、解りやすく教えてくれるこの迦旋延に…ではなく、ぜひスタッフにお気軽にお尋ねください。迦旋延に負けないくらいの優しい笑みを浮かべてご対応いたします。