ふたみブログ
2023.4.12今年は“裏の”ツツジ、頑張ってくれています。
福岡・糸島、ご多聞に漏れず黄砂に包まれています。二見ヶ浦の海の水平線も、霊園外の内陸地に進んだ所から眺める遙か向こうの山の稜線も、まるで白いレースのカーテンを1枚通して見ているかのような景色となっています。今からの数日間は大陸からの砂の便りが続きそうです。皆さま、目を洗ったりうがいの慣行、心掛けましょうね。
ところで。ここ一週間の間に私たちの霊園・二見ヶ浦公園聖地にいらっしゃった方はご覧になられたかと思いますが、霊園入口をあがってすぐ目の前、管理事務所の目の前の色鮮やかなツツジ群、今年も美しい姿を見ることができています。
植栽の専任スタッフが随分前、言えば昨年のツツジシーズンが終わった直後から、実は既に次の年のことを視野に入れた手入れは始まっており、夏・秋・冬と、花が咲かない時期であっても定期的に小まめに剪定をしてくれてきたおかげで、管理事務所前には例年通りの綺麗な花景色を見ることができています。ピークは過ぎましたがまだ色の鮮やかさは保っていますので、ご覧になられていない方がいらっしゃればぜひお越しください。
その管理事務所前のツツジたちは言わずもがな、ですので今年は敢えてこのブログで写真は紹介しませんが、今日の写真のツツジは、霊園の一番頂上から始まる曲がりくねった下り道となる「桜ロード」途中にある、“裏の”ツツジの群生です。お盆やお彼岸に定期的にお墓参りにいらっしゃっている方でも、もしかするとこの道は通ったことのない方も多いかもしれませんが、広大な霊園敷地内、実はこんなところにもツツジを鑑賞できる場所があるんです。そして今年は特にこの“影の”ツツジの群生、形よく色鮮やかに咲く様が印象的なんです。
撮影したのは今日の夕方4時30分頃。春の主役・ソメイヨシノは既に次の段階である青々しい緑(おかしな表現ですね)の姿に変容してしまいましたが、その緑の枝葉の間から、西に傾いた太陽の木漏れ日があたかもこの“裏の”ツツジの群生にスポットライトをあてているかのような幻想的なステージに。
この場所は周りを木々が囲んで日陰になっている場所ですので、太陽がジワジワとしかあたらない分、まだまだ『ツツジ・オン・ステージ』、ロングラン公演中です。
前述の“表の”ツツジもさることながら、霊園を彩るこの影の名脇役、今からお墓参りや霊園見学にお越しになられる際には、頂上からゆっくりと歩きながら一目見ていただければと思います。
そしてもし通りがかった時に、この脇役たちも綺麗に剪定してくれてきた霊園環境管理の影の立役者・植栽専任スタッフがいましたら、ツツジをはじめ霊園に咲く花たちのことについてぜひ色々と聞いてみてあげてください。気分が良くなって、そのもう少し先にある(これまた自慢の)藤棚を、きっと案内してくれると思いますよ。