ふたみブログ
2023.6.21今日は夏至。伊勢志摩・二見浦の皆さまへ。志摩桜井の二見ヶ浦より。
今日6月21日は太陰太陽暦における二十四節気の内の「夏至(げし)」。日本が位置する北半球では、“一年の内で最も昼が長い日”。糸島・福岡、まだ梅雨は明けてもなく、もちろんまだ夏も到来していないので想像しがたいですが、今日を境に日に日に昼の時間が短くなってくるんですよね。
三重県伊勢志摩「二見浦」の皆さま、こんばんは。はじめまして。こちら、福岡県糸島・志摩桜井「二見ヶ浦」からです。
(こちらでは『朝日の二見浦、夕日の二見ヶ浦』と称されていると勝手に思い込んでいますが…)夏至の今朝、そちらの日の出を迎える天候はいかがでしたか…?二見興玉神社前の海中に鎮座する夫婦岩前での“夏至祭”、4年ぶりの開催と聞いてましたが盛大でしたでしょうか…?夫婦岩の間から昇る朝日のご来光は拝めましたか…?
福岡糸島・志摩桜井の日の入り時刻の天候は写真の通り…でした。福岡の日の入り19時32分の少し前、19時15分頃の風景ですが、上空は厚い雲に覆われてこれっぽっちも茜色には染まらず…、太陽も少しも姿を現さない海上…。
志摩桜井・二見ヶ浦では、“夏至の日は夫婦岩の間、大しめ縄下の水平線に夕日が沈む”というのが一年に一度しか訪れないハイライトではあるのですが、今年は残念ながら…。
見栄(!)を張るような負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、天候の良い夏至の日だったら、この夫婦岩の間に沈みゆく夕日を一目見ようと、二見ヶ浦の浜辺にはいつにも増して地元の人たちや観光客の方々、プロ・アマカメラマンたちで賑わいを見せるのですが、今年は…。
でも近い将来、「伊勢志摩・二見浦の夫婦岩」「志摩桜井・二見ヶ浦の夫婦岩」、お互い同じような地名と名所を抱える私たちが、両所天候の良い「夏至の日」にテレビの特番で取り上げられる日がきっと来る…!と思っています。
三重県伊勢志摩・二見浦から福岡県糸島志摩桜井・二見ヶ浦までの距離は約800km。飛行機を利用すれば移動時間は約6時間。
夏至の日、朝5時前に三重・伊勢志摩二見浦の夫婦岩の間から昇るご来光を拝んだリポーターが、午前のうちは伊勢志摩の観光スポットを紹介、伊勢の旬の食材をふんだんに使ったランチを堪能し終わると、西に向かう太陽を追いかけるように飛行機に乗り込み一路九州・福岡空港へ。福岡空港から糸島半島(糸島は“島”ではなく陸続きの半島なのです)に移動しつつ、“福岡のハワイ”と県外の人から評される(我々県民はそうは思っていませんが)糸島の“映えスポット”を紹介。そして19時30分頃の日の入り時刻には志摩桜井二見ヶ浦の浜辺で夫婦岩の間の後ろの水平線に夕日が沈むのをしっかりと見届ける。そして日の出から日の入りまでの太陽を見届けて来た一日を振り返りながら糸島の旬の食材をふんだんに使ったディナーで締めくくる…という『夏至の一日の太陽を追う、さながら走れメロスツアー』みたいな、夏至の日ならではの特番。いかがでしょうか、局の方。
三重県から福岡県へ。長い移動距離にはなりますがロケ時間の心配はご無用です。夏至のこの日はなんといっても一年の内で最も長く太陽が出ている時間が14時間、たっぷり明るい時間がある日、なのですから。
そんな、2ヶ所の『ふたみがうら』『夫婦岩』が同時に注目される日が来ることを、ここ、海と空が近いから想いが届きやすい糸島・二見ヶ浦の丘にある霊園から密かに祈念していますので、これを伊勢志摩・二見浦でご覧になられている方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に密かに祈念をお願いいたします。こちらとそちらで、“ふたみがうら計画”の実現、楽しみにしましょう。