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終活。福岡マラソン。42.195km。あなたは今、

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2023.11.7終活。福岡マラソン。42.195km。あなたは今、

今週の日曜日は福岡市と糸島市を股にかける福岡の一大スポーツイベント「福岡マラソン2023」。私たち霊園・二見ヶ浦公園聖地まわりも交通規制が入りますので、この日は完全休園となりますこと、ご容赦ください。

 

写真は今日の午後、霊園下の糸島市営の駐車場出口に掲げられているこの時期の風物詩となってきている看板です。ここ、二見ヶ浦・夫婦岩前はコースの中でも一番の景勝地となる道路。9時25分から14時43(!)分、この通り、この通りは通行できません。

今日時点での週間予報では日曜日は「曇り時々晴れ」の、ランナーにとっては一番走りやすい天候かも知れません。でも気温は15度前後と、ぐんと下がるようなので…というと、昨年の福岡マラソンは糸島は寒くて厳しいコースとなったことが思い出されます。ランナーで参加される方は体調管理を万全に、そしてくれぐれも無理をなされず、自分のペースで。

 

 

ところで。

マラソンのペース配分は大きく分けて3つあるそうです。

ずっと同じペースで走り続ける『イーブンペース』。

最初は速めに走り、後半はペースを落とす『ポジティブスプリット』。

逆に最初は遅めのペースにして、後半になってペースを上げる『ネガティブスプリット』。

42.195kmのフルマラソンでは『イーブンペース』はかなり難しいと言います。

 

 

きっと、自分のペースでなく、他のランナーを見ながらそれにペースを合わせるランナーも中にはいるでしょう。

きっと、参加することに意義があって、ゆっくりと景色を見渡しながら、また声援を贈る沿道の人たちに愛嬌を振り撒きながら走るランナーもいるでしょう。

 

途中リタイヤせずに完走することが目標のランナー、自分のベストタイムを更新したいランナー、とにかく上位入賞を目指すランナー、途中足が重くなり、膝や腰、あちこち痛くなり、息も絶え絶えに足を引き摺りながら走るランナー、他のランナーの肩を借りながらゴールを目指すランナー。

参加するランナーの目的・走り方はもちろん様々です。

 

 

ありきたりですが、マラソンはよく人生に例えられます。

ここに挙げたことは全て人生に置き換えることができること。

 

 

近年は普通に浸透している『終活』という言葉。『終活』とは、人生の終わりについて考える活動や事前準備のことです。私たち霊園に従事する者たちは、『終活』に遠からず近からずの業種となります。“終活の一環で、自分のお墓を決めるために霊園見学に来ました”という方も少なくありません。『終活』というと、どうしてもエンディングノートにあるような『遺産や相続について』などといった金銭的な側面をまず手始めに整理していく方の気持ちもわからなくもないですが、精神的な面での終活、が一番重要だと、近からず遠からずの立場にいる私たち二見ヶ浦公園聖地スタッフは思っております。

 

『今』を一生懸命に頑張ること。『今』を一生懸命に楽しむこと。

 

 

人生100年時代が提唱される現在。人生をマラソンに例えた時に、フルマラソンの42.195km=42195mを単純に100(歳)で割ると、1年で421メートル進むことになります。

今回の福岡マラソン。ここ二見ヶ浦はおよそ33~35km地点ぐらいでしょうか。残り10kmを切った、一番きつくて辛い終盤だと思います。ゴール地点の糸島市交流プラザ志摩館が100歳と考えると二見ヶ浦地点は80歳くらい。

 

まだまだ先は、長いです。

 

でも、完走してゴールした直後に、マイクを向けられたインタビューに対して答えるだろう言葉は、もうあなたの頭にぼんやりと浮かんできている地点かも知れませんね。

 

 

ランナーで参加される方。沿道で応援される方。ボランティアで大会を支える方。皆さまそれぞれの、一生の記憶に残る輝かしい一日となることを、ここ、海と空が近いから想いが届きやすい二見ヶ浦の丘から祈念しております。

 

 

福岡マラソン当日について霊園からのお知らせはこちら

二見ヶ浦公園聖地の『終活』に関するページはこちら

 

 

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