ふたみブログ
2024.8.20糸島のお墓、続く花道。
お盆期間を含む長い連休が明けた今週。写真は広大な敷地の霊園内、ちょうど中間地点にあたる規格墓区画「瑞雲区(ずいうんく)」より。
今週も暑い日が続いております。連休からの日常生活への舞い戻り・まどろみ(!)も相まって、なかなかエンジンがかからないのではないでしょうか…?皆さま、くれぐれも体調管理は万全に。
写真は今日の霊園閉門前の時間帯ですが、まだまだ上空には明るい青空が広がっていました。洋型墓石が建ち並ぶ「瑞雲区」の名に相応しく、ポッカリふわふわの雲もお墓と並走するように中央へ続いています。立ち並ぶお墓と雲のその先は二見ヶ浦の海。
毎年、お盆後の霊園内を見て回る時、実は私たち霊園スタッフはとても華やぐ気分になる瞬間なんですよ。それは、ここ瑞雲区にご建立いただいているお墓だけでなく、ほとんどのお墓の花筒にはお盆のお墓参りでいらっしゃった皆さまがお供えした色とりどりのお花が花道のように。
でも、私たちスタッフが華やぐ気分になるのは、花の色彩の豊かさにだけでなく、何よりもこうやって“お盆”という期間にご先祖様・故人様に想いを馳せる習慣が、現代を生きる私たちにもまだまだ根付いていることを実感できるからです。霊園従事者として何よりも喜ばしいことです。そしてその喜びは、もちろんご先祖様・故人様も一緒だと。
二見ヶ浦公園聖地、お盆にはとても多くのお墓参りご来園者がいらっしゃいました。今年はお盆前から連休が始まったこともあったので、どちらかというと13日から15日の3日間よりも、その前にいらっしゃる方が多かった印象です。お休みに入るとお盆を待たずして、いち早くご先祖様・故人様に逢いに行こう…!と思ってのことであると、都合良く解釈しております。
でも皆さま。継続は力なり、です。今日の写真の“お盆後の花道”は気持ちの良いものですが、このお花たちが枯れる頃には、ぜひまたいらっしゃることを心待ちにしております。
ちなみに。
ポッカリふわふわの雲を“瑞雲”と言いますが、家紋や紋様などでもよく使用されていますよね。これは、瑞雲は「吉兆の雲」とされてきたからなんですよ。この雲が現れるとめでたいことが起きる兆しだと言われています。
お盆明けのまどろみ期間の8月下旬、皆さまにめでたいことが起こりますよう、海と空が近いから、想いが届きやすい、ここ二見ヶ浦の丘の霊園より祈念しております。
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公益財団法人 二見ヶ浦公園聖地
TEL.092-327-2408
開園時間/8:00〜17:00
事務所定休日/毎週月曜
〒819-1304
福岡県糸島市志摩桜井3810
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