ふたみブログ
2025.4.11霊園の花図鑑、今週は忙しいです。ツツジのそばかす。

糸島・福岡、今週は曇りがちな日が多い一週間です。でも気温は20度以上の過ごしやすい日が続いています。そろそろ冬物のアウターなどもクリーニングに出したりと衣替えも終わりかけているのではないでしょうか…?海が称される糸島・二見ヶ浦のシーズンもいよいよ到来です。ぜひ、ドライブかたがた、霊園見学・お墓参り、お越しください。
さて、今日の写真。霊園内で咲き始めたツツジです。
実は私たち二見ヶ浦公園聖地、どこの霊園にも負けないツツジ自慢の霊園なんですよ。
霊園入口をあがった事務所の目の前のツツジ群や、広い敷地内のそこかしこに植栽しています。今日時点ではまだまだ開花してない株がほとんどですが、場所によってはもう花開いているところもあります。
このブログでも過去に何度も紹介してきましたが、ツツジは咲き誇り終わったかと思うと、もう次の年のことを考えた剪定を行います。次の年にひとつひとつの株がまあるく綺麗な色とりどりの花を付けるように…、件の植栽スタッフが剪定作業をして地面に落ちた葉を散らすかと思うくらいに鼻息を荒くして自慢気に申しておりました。
でも、本当に今から咲き誇り出すツツジたちは、この一年間、暑い日も寒い日も、こまめな剪定作業をしてくれた植栽スタッフたちの努力の集大成です。
この一年の集大成、皆さまもぜひ一目見にご来園ください。
ところで。
ツツジと言えば、今日の早咲きの一輪にも見れるように、花びらの中に“そばかす”のような斑点があります。この斑点は「蜜標」と呼び、ハチなどの昆虫に花粉を運んでもらうために、“私、蜜、ありますよ”を知らせるマークであると、植栽スタッフから学びました。
どんな花もそうですが、ハチや虫が来ることでせっかく咲いた花は嫌な思いをしているのだろうなあと単純に思っていたので、植栽スタッフのこの話を聞いて、なるほどな、と思いました。
次世代の繁栄を願って身を犠牲にする。
咲き終わった直後にはもう次の年のことを考える。
諸行無常です。
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公益財団法人 二見ヶ浦公園聖地
TEL.092-327-2408
開園時間/8:00〜17:00
事務所定休日/毎週月曜
〒819-1304
福岡県糸島市志摩桜井3810
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