ふたみブログ
2019.1.7当霊園内にイタリア・地中海の風が吹いています
2019年、初めてのブログです。
皆さま、あけましておめでとうございます。
この一年が、皆さまにとって実りある一年となりますよう、
海を見渡す二見ヶ浦の丘から祈念しております。
年末年始は特にお墓参りのご来園者が多く、ご先祖さまもさぞお喜びだったと思います。
写真は当霊園の自由墓区画の「蓮区」の今日午後の1コマ。
なだらかな斜面に建立する区画ですので、芝の地滑りなども懸念して、昨年末、墓前の通路を石畳仕様に整備いたしました。
イタリア産“パヴォーネ”という、イタリア語で“孔雀”を意味する扇型が特徴的な、水はけも良い石畳です。
海を見渡す区画、石畳の区画となり、どこか地中海の風を感じられるような雰囲気になりました。
当霊園指定石材店の職人が、石ひとつひとつ、丹念に埋め込んで仕上げさせていただいております。
ところでこの石畳、福岡の方なら一度は歩いたことがある福岡市都心の“天神地下街”の石畳にどこか似ていませんか…?
天神地下街は1976年9月の開業で、福岡の大動脈である渡辺通り直下の地下街。
2005年の天神南方面への延伸工事を経て、北から南までの全長はなんと約600メートル。東側通路(大丸側)と西側通路(三越側)の二手の通路があります。
長い地下街ですので初めて歩かれる方は、自分がどこにいるのかがわからなくなることも多いようです。
ちなみにこの二手の通路、東側通路(大丸側)は今日の写真のような『円形のグレーの石畳』、西側通路(三越側)は『赤レンガの通り』になっているので、足元を見れば自分の居場所の目安にできます。又、西側通路(赤レンガ)よりも少し東側通路(石畳)の方が広い通りとなっているのも目安ポイントです。
この天神地下街の石畳も、ヨーロッパの格調高い街並みをイメージして、ひとつひとつ、職人によって埋めていかれたそうです。
600メートルに比べると、写真の当園の石畳の区画の長さは比にはなりませんが、ひとつひとつ、丹念に紡いでいる職人の想いは同じです。
当霊園の開園は1988年。天神地下街の開業からは少しあとにはなりますが、今年で31年目。
時代の流れで新しいものも取り入れつつ、これからもひとつひとつ丹念に心を込めて霊園管理をし、皆さまが「ここにお墓を建てたい」「ここにお墓を建てて良かった」と思っていただける霊園づくりを、この一年スタッフ一同、しっかりと取り組んで参りたいと思います。