ふたみブログ
2019.6.3夕刻の二見ヶ浦の凪の海と、お墓の蓮華と。
今日の福岡・糸島、上空はすっきりはしていませんでしたが、
その雲のおかげで、陽の光はありながらも過ごしやすい気温の一日でした。
写真は二見ヶ浦の夕刻、海はとても静かで凪(なぎ)の海面、
波がほとんど打っていない非常に穏やかな海でした。
写真は霊園内からのもので、
お墓の棹石(さおいし・“〇〇家之墓”など、お墓の一番上部の部分)の
台座になる『蓮華(れんげ)』をアップにして撮影しました。
蓮華台。その名前の通り“蓮(はす)の花びら”の形をモチーフとした棹石の台座。
蓮華は仏教において、お釈迦さまがその上で瞑想をしている仏教画が描かれたことなどから、
極楽浄土のシンボルとして、お墓の飾りなどで好まれるもののひとつです。
インドでは古くから蓮を繁栄や豊穣など、おめでたいことの象徴として扱われていた花。
お墓の部位に使用される蓮華台は、故人が極楽で幸せに過ごせますようにとの願いを込めて
取り付けたのが起源と言われています。
穏やかな凪の海と、お釈迦さまが瞑想する蓮華台。
今日のような穏やかな一日は、心身ともに休まる貴重な瞬間です。
*お墓にはパーツ・部位など、様々な名称がございます。
当ホームページでも簡単に紹介をしておりますので、これからお墓を検討される方などは
色々な霊園見学に出向かれる前、ぜひ一度、参考までにご覧いただければ幸いです。