知っ得コラム
2013.5.20世は無常
世は無常といいますが、たしかにあっという間に時は過ぎますね。お盆は一年に一度、一生の中のひと時の時間です。でも、矛盾した娑婆世界の生活で、失った心をリセットできる時間ではないでしょうか?亡くなられた方の思い出にひたり、偲び、敬い、感謝し、そろそろ自分たちも死について真剣に考えておかねばと、生と死を自分自身で問いながら考えることの出来る時間ではないでしょうか?
仏教では、偲ぶ心、敬う心、感謝の心にはすばらしいエネルギーがあると信じられているそうです。ならば、リセットされたあなたの心は今、すばらしく大きなエネルギーがみなぎっているに違いありませんね。
すばらしい大きなエネルギーがいつも心にみなぎっていれば、オリンピック選手のように、いざというときに底力を発揮できるのかもしれません。
常に、穏やかな心を持っているといろいろな物事が正確に拝見することが出来るそうです。苦しいとき、楽しいとき、うれしいとき、悲しいとき、成功したとき、失敗したとき、どんなときも穏やかな心でいることは、次の希望と夢を教えてくれるそうです。けれども、人の心はそう簡単に穏やかな心を保たしてくれません。だからこそ、それぞれ信じる何かに手を合わせ、心をリセットするのだと思います。日本はお盆、お彼岸というすばらしい慣習があります。お墓にもたくさんの方々がお参りに来られます。どうかこの時期に、心も穏やかにしていただいて、各々の夢と希望を叶えるために、大きなエネルギーで向かっていただきたいと思います。^^
ゆっくりゆっくり、静かに静かに、手を合わせ、ありがたい。すばらしい。