知っ得コラム
2020.3.19新・家族墓「六和苑(ろくわえん)」について
少子化、核家族化でお墓の承継者問題にお応えしてきました芝生墓域の家族墓をさらに掘りさげ、「ご家族の和」という観点から考えられた二見ヶ浦公園聖地のお墓が新・家族墓です。「六和苑」という名称は『六和合』という言葉から由来させていただきました。
六和合とは、六和敬ともいい、『身和敬/体について互いに敬う』・『口和敬/ありがたい、ありがとうと声をかけあう』・『意和敬/互いの志に感謝しあう』・『戒和敬/他者が守っている戒めに敬意を表す』・『見和敬/見聞きした有り難いことを互いに教えあう』・『利和敬(行和敬)/自分の身に起きた有り難いことを互いに話し合う』の六つをいいます。六つのことを互いに敬いあい、そして敬いあうことで和をもたらすという修行法です。そもそも、お坊さん同士が互いに敬いあって心の向上をしてゆくという修行法なのですが、我々衆生も同じように互いに敬いあうことで、心が救われると説くのです。
六和苑は、家族親族、先祖子孫の永遠の和をテーマに考えられたお墓です。ご家族・親族同士の和、ご先祖同士の和、子孫の和を願うお墓です。少子化や核家族化という問題から、もしかしたら継承者が途絶えてしまうかもしれないという心配を、この六和苑で和の安心に変えていただき、たとえ途絶えても先祖子孫が一つになり、和を残してゆくことをご祈念するお墓として建立した区画が、この新・家族墓「六和苑」です。