知っ得コラム
2020.3.18『坊主』の語源
丸坊主・坊主頭・やんちゃ坊主・てるてる坊主…、「坊主(ぼうず)」を含む言葉には、現代ではなにか、くだけたイメージがありますよね。
この「坊主」。語源は「坊(ぼう)の主(あるじ)」という意味合いから発生した言葉です。「坊」とは僧侶が修行生活をする建物のことを称しており、「坊」がたくさん集まった場所を「お寺」と呼ぶのです。
ですから山全体が一つのお寺というわけで、高野山・比叡山・天台山等々も然りです。一つの「坊」に複数人で修行生活をされていましたから、一つのお寺に何百・何千の修行者がいたと言われています。
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